晩秋の頃、西高東低の冬型の気圧配置が現れるようになると、北風が冷たく吹き始めます。その冷たい北風の中でも特に強い風のことを「木枯らし」と呼んでいます。
強い北風に吹かれると木々は葉を落とし、枝だけの枯れ木のようになってしまいます。このことから風に「木枯らし」という名前がついたようです。他にもコアラシ(木嵐)がなまってコガラシになったという説もあります。
その年の最初に吹く木枯らしを「木枯らし1号」と呼びます。木枯らしの定義は①風が吹いたときの気圧配置が西高東低であること②最大風速が秒速8メートル以上であること③日中の気温が前日より2、3℃低いことです。
木枯らしはよく俳句にも登場します。「凩の果てはありけり海の音」は江戸時代中期の俳人、池西言水の作です。
